なぜ仮面ライダーは変身ポーズをするのか~変身ベルトとポーズの考察

毎日ベルトをつけてサラリーマンに変身するdaisenです。

 

昭和からいまなお多くの少年(と大きいお友達)の憧れである仮面ライダー。

昭和の時代から平成に至るまで一人正義のために戦ってきた、誰もが知ってるヒーローです。

 

そして仮面ライダーといえば変身ベルト。掛け声とポーズで仮面ライダーに変身します。

ふと一つ、疑問が浮かびました。

 

なぜ仮面ライダーは変身するときに掛け声と共に変身ポーズをするのか?

なぜ仮面ライダーは変身ベルトを使うのか?

 

とうわけで今回は時代と共に仮面ライダーの変身ベルトの役割はどのように変化していったのか。

昭和と平成の変身ベルトの違い・・・などなど。

 

合気道をやっている筆者が身体という観点から仮面ライダーについて考察していこうと思います。

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仮面ライダー変身の歴史

仮面ライダー1号

まず仮面ライダーの変身についての歴史をざっくりと見ていきましょう。

実は藤岡弘、演じる初代仮面ライダーは変身ポーズはありませんでした。

初代仮面ライダーの変身ベルトは風の力を利用して変身します。

  1. 主人公がバイクに乗って移動する
  2. 風の力をベルトに受けさせて変身

という流れです。

変身ポーズは二号ライダーから登場

変身ポーズが登場したのは二号ライダーが主人公になってからです。

事故で出演できなくなった藤岡弘、の代役として出演しましたが、本人は無免許。

このままだと風の力を利用してという設定で変身出来ない・・・!

そこで変身する時に何かポーズをして変身させよう!というアイデアが浮かびました。

 

ってなわけで登場したのが変身ポーズです。

なぜ仮面ライダーは変身ポーズをするのか

 

では本題。なぜ仮面ライダーは変身ポーズをするのでしょうか。

それはポーズをすることが”怪人=仮面ライダー”へ変身するトリガーとなるからです。

そして人間の身体はポーズをすることで力を最大限に発揮できるからです。

武道における型~手の形を変えると身体が活発になる

自分は合気道をやってるんですが、いつも言われるのが「型」です。

体の形、手の形・・・武道というと技が重要だといわれますが、もっと大事なのは身体の型、つまりポーズです。

古武道の動画では手の形をちょっと変えるだけで小柄な先生が大男を投げ飛ばしたりします。

このように人間の身体は形=ポーズを意識することで普段使われない身体エネルギーを無駄なく使えるようになっています。

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なぜ仮面ライダーはベルトで変身するのか

初代仮面ライダー変身ベルト

もう一つ変身で重要な点があります。

なぜ仮面ライダーは変身ベルトを用いて変身するのか。

変身するといっても正直ベルトである必要性はないですよね。

 

じゃあなんでベルトかというと、コレも武道的な観点から説明できます。

変身ベルトは丹田を最大限に発揮させる装置

人体には丹田という場所があります。おへその下にある、気が集まる場所といわれます。

ヨガなんかで丹田呼吸法というのがあるように、身体の重要なエネルギーが集まっている場所です。

 

そしてベルトはちょうど腰につけるので、丹田の位置にぴったりくるんです。

おそらく変身ベルトは、丹田に眠るエネルギーを極限まで活発化、エネルギーを全身に行き届かすダイナモのような役割ではないでしょうか。

改造人間の力を極限まで高めるのが変身ベルトの役割だとしたら合点がいきます。

変身ポーズはスイッチ、変身ベルトはダイナモ【発電機】の役割を持つ

そう考えると、変身ポーズは仮面ライダーになるためのスイッチ、そして変身ベルトはエネルギーを活発化させるダイナモの役割を果たしていると考えられます。

仮面ライダー変身の流れを書くと、

  1. ある特定のポーズをとることにより、変身のシークエンスが起動
  2. ポーズをとる=変身のキーワードとなり、変身ベルトが作動=スイッチが押される
  3. 変身ベルトが丹田に作用し、改造人間の力(怪人細胞のようなものが活発化)が増幅=ダイナモ
  4. 最後に”変身”という声をかけることで覚醒、”怪人=仮面ライダー”に変身する

 

従来の怪人ならベルトを使わずにそのまま変身します。

しかし仮面ライダーは変身ベルトというアイテムを用いて変身する”怪人”です。

従来の怪人と違うのはもしかしたらショッカーが変身ベルトという道具を用いた

”次世代の怪人”を作り出そうとしていたからではないでしょうか?

【考察】仮面ライダーは次世代の怪人計画?~変身ベルト誕生の流れ

おそらくショッカーは次世代の怪人(=改造人間)を作ろうと考えていたのかもしれません。

バッタ怪人ならショッカーだと普通に作れたはずです。それこそ仮面ライダーシンのような怪人が居てもおかしくありません。

仮面ライダーシン

見た目が怪人と言われる悲劇ヒーロー”仮面ライダーシン”

細胞やDNAを改造しただけでは強化に限界がある。そこでショッカーは人間が持つ身体のエネルギー・・・丹田や武道のポーズを研究します。

 

そして身体のエネルギーと怪人細胞のパワーをハイブリットさせた、次世代の怪人を作り上げるのでは、と過程しました。

(※改造の際、全身がほぼ機械に改造されますが、おそらく人体と機械が融合したバイオニクス的なものと思われます。

おそらくそこに怪人細胞なるものが注入されている?)

 

人間が怪人の能力と身体エネルギーを最大限に発揮させる装置・・・それが変身ベルト。

変身ベルトを使い、今までにない怪人を作り上げる・・・という計画だったのでしょう。

 

もし本郷猛が逃亡せず、実験が成功したら、様々な動物をモチーフにした変身ベルトを使った怪人を生み出したかもしれません。

変身ベルトと変身ポーズの変化~平成ライダーの変身

平成仮面ライダーコレクション

今まで昭和ライダーを中心に仮面ライダーの変身ポーズ、変身ベルトについて考察しました。

ここで平成ライダーの変身について考察したいと思います。

平成ライダーと昭和ライダーの変身の大きな違いは、

 

変身ベルトが身体と切り離された

 

という点です。

変身ポーズが必要なくなった平成ライダー

平成ライダーから改造人間ではなく、変身するのは一般人や適合者になりました。

(改造人間は倫理的にどうなのよ、という理由で)

 

クウガやアギトまでは昭和ライダーの系譜を引きついでいます。

しかし龍騎から変身ベルトの概念が変わります。

平成ライダーの変身ベルトはベルトを”装着”することによって発動します。

そして発動にはガジェット(ファイズのファイズホン、カブトのゼクターなど)が必要になりました。

 

つまり変身のスイッチとなる変身ポーズの必要性がなくなったわけです。

誰でもベルトと適合し、アイテムさえあれば誰でも変身できるようになりました。

いちいち体を改造する必要がなくなったわけです。

平成になって仮面ライダーが増えた理由

昭和ライダーは改造された身体エネルギーを最大限に引き出す為に変身ベルトを使います。

そのため(おそらく体の中に埋め込まれてる?)変身ベルトは着脱不可能です。

 

着脱不可なので、仮面ライダーの数も限られてきます。なので基本的に昭和ライダーは一人で戦います。

(クウガやアギトも似たような感じですね)

昭和ライダーの変身ベルトは身体と一体化しています。そのため上記の変身ポーズや変身ベルトが重要な役割をもっているわけです。

平成仮面ライダーはだれでも仮面ライダーになれる

一方平成ライダーになってからベルトを装着・アイテムを使うことで変身するようになりました。(例外あり)

例えば

  • 555のファイズホン(適合すれば誰でも変身できる
  • カブトのマスクドライダーシステム(ゼクターの適合者なら変身できる
  • Wのドライバー(メモリとドライバーがあれば変身可能

などなど。(作品によっては異なったりします

変身のために身体を改造する必要はなく、条件さえ揃っていれば変身ができるのが特徴です。

なので平成仮面ライダーは複数のライダーが登場します。

 

変身ベルトが”ドライバー”という名称が使われるようになったのもポイントですね。

平成ライダー変身ポーズの動きが少ない理由

昭和ライダーと比べると、平成ライダーは変身ポーズに重要性が少なくなりました。

これは昭和ライダーと違い、ドライバーという”道具”を用いて変身するので、身体は関係ありません。

なのでスイッチとしての変身ポーズをする必要がなくなったのです。

 

Wとかメモリーを挿すだけすし、フォーゼも動きは派手ですが、基本スイッチを押すだけです。

作品によっては変身ポーズを決めたりしますが、おそらくドライバーのスイッチを起動させるか、演出として採用されたからかもしれませんね。

変身ベルトの必要性がなくなった

さらに身体エネルギーを発揮させるために、丹田に近い部分ということでベルトを使っていましたが、平成ライダーはベルトの必要性がなくなりました。

カブトは腕や銃にガジェットをつければ変身できます。

二号ライダーもベルト以外で変身したりします。(特にカブト)

 

平成の仮面ライダーは身体から切り離されたため、ベルトの必要性がなくなりました。

さらに道具さえあれば誰でも仮面ライダーになれるのが昭和との大きな違いです。

仮面ライダーの変身ポーズと変身ベルトの考察まとめ

では考察のまとめです。

昭和ライダーの変身

  • 仮面ライダーの変身ポーズは変身のトリガーになるから
  • 変身にベルトを使うのはエネルギーわ司る丹田に作用させるため
  • 変身ポーズをしてベルトを作動→丹田のエネルギーを全身に流す→変身の掛け声で覚醒→変身する
  • 変身ベルトは身体と一体化している→着脱不可。
  • なので基本的にライダーは一人

平成ライダーの変身

  • 龍騎あたりから変身ベルトはアイテムを用いて変身するようになった
  • ベルトとアイテムさえあれば誰でも変身できる
  • 変身の力はドライバーによるものなのでベルトの必要性がない
  • 変身ベルトと身体は切り離されている→着脱可能
  • なので複数人のライダーが登場できる

 

平成ライダーから変身ベルトがドライバーと名付けられたように、変身ベルトも時代とともに役割が変化しました。

 

ちなみに、コスプレでポーズする際、丹田を意識する事で変身ポーズがビシッと決まりますよ。是非参考にしてみてください。

 

それでは皆さんいい夢を【締めの言葉

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15卒のメーカーで働いている20代。よく30代の課長っぽいと言われます。このブログは働きながら疑問に思ったこと、社会人について書いています。趣味は合気道(初段・5年目)と麻雀と一人旅。JAZZとプログレが大好きな20代です。 詳しいプロフィールはこちらから